ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

尿メタボロミクス解析が明らかにした、ケルセチンがNF-κB/NLRP3経路を調節して、代謝性疾患と脳炎症を改善する可能性

Urine Metabolomics Reveal Quercetin May Improve Metabolic Diseases and Alleviate Brain Inflammation Through Modulation of the NF-κB/NLRP3 Pathway

要旨:
予測不可能で慢性的な軽度ストレス(CUMS)で惹起したうつ病のモデルラットの尿をメタボロミクス解析し、ケルセチン投与の有無を比較した。CUMSはアラキドン酸およびアミノ酸代謝障害を誘発したが、ケルセチンの投与で改善した。また、尿中のPGE2とLTB4は、CUMSが活性化する前頭前野のNF-κB/NLRP3経路と相関していた。よって、NF-κB/NLRP3の抑制が代謝障害の改善メカニズムであることを示唆した。なお、うつ病に関連する行動の評価には言及がない。