糖尿病性網膜症を局所治療する二重戦略としてのナリンゲニンとケルセチンナノ粒子
Naringenin and quercetin nanoparticles as a dual strategy for topical management of diabetic retinopathy
- 著作名：
- Janhavi S. Ganore
- Umesh D. Laddha
- Prashant S. Adhav
- Chanchal S. Pagar
- Sanjay J. Kshirsagar
- Neelam L. Dashputre
- Pavan B. Udavant
- 出典：
- Next Nanotechnology
- 2026
- 9
- 100332
- DOI：
- 10.1016/j.nxnano.2025.100332
- 要旨：
- ナリンゲニンをヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)-ポロキサマーナノ粒子に、ケルセチンをPLGAナノ粒子にそれぞれ担持して、2種類のフラボノイド-ポリマーナノ粒子を調製した。10時間の放出率は、ナリンゲニンが48.9%でケルセチンが90.6%であった。糖尿病性網膜症のモデルラットに、両方のナノ粒子を局所適用すると、それぞれの単独処置時と比べて顕著にVEGFを減少して、相乗効果を示した。