慢性骨髄性白血病細胞K562における、ケルセチンとクルクミンによるアポトーシスの相乗的誘導: その2: 関与するシグナル伝達経路
Synergistic Induction of Apoptosis by Quercetin and Curcumin in Chronic Myeloid Leukemia (K562) Cells: II. Signal Transduction Pathways Involved
- 著作名:
- Ergül Mutlu Altundağ
- Ayşe Mine Yılmaz
- Belgin Sert Serdar
- Ayşe Tarbın Jannuzzi
- Semra Koçtürk
- A. Süha Yalçın
- 出典:
- Nutrition and Cancer
- 2021
- 73
- 703-712
- DOI:
- 10.1080/01635581.2020.1767167
- 要旨:
- ケルセチンとクルクミンとの組合せを、ヒト由来慢性骨髄性白血病細胞株K562に作用させると、その増殖を阻害しアポトーシスを誘導した。両者の組合せは、CDKN1B・AKT1・IFN-γを産出する遺伝子を下方調節し、一方でBTG2・CDKN1A・FASに関しては上方調節した。