タンシノンIIAとケルセチンを含むナノ乳濁液-熱応答性ゲルと複合システムによるにきびの治療の強化: in vitro/in vivo評価
Tanshinone IIA and quercetin loaded nanoemulsion-thermogel composite system for enhanced acne management: In-vitro/ in-vivo evaluation
- 出典：
- Journal of Drug Delivery Science and Technology
- 2026
- 116
- 107918
- DOI：
- 10.1016/j.jddst.2025.107918
- 要旨：
- タンシノンIIAとケルセチンを共送達すべく、ポロキサマーを基盤とするナノ乳濁液に共封入した。得られたナノ乳濁液は熱応答性ゲルとしての性質も併せ持ち、ゾル-ゲル転移温度は30.4℃であった。ナノ乳濁液の粒径は60 nmで、ゼータ電位は−8.12 mVであった。にきびのモデル動物にナノ乳濁液を適用すると、微小環境の炎症を抑制し、アンドロゲン受容体の発現を減少した。