ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンは白血病細胞HL60のアポトーシスおよびリソソーム死を誘導し、多剤耐性株にも有効性を示す

Quercetin Triggers Induction of Apoptotic and Lysosomal Death of Sensitive and Multidrug Resistant Leukaemia HL60 Cells

著作名:
Agnieszka Maruszewska
Jolanta Tarasiuk
出典:
Nutrition and Cancer
2021
73
484-501
DOI:
10.1080/01635581.2020.1752745
キーワード:
ケルセチン
前骨髄球性白血病
HL60
多剤耐性
HL60/MX2
アポトーシス
リソソーム
要旨:
ケルセチンは、HL60細胞(前骨髄球性白血病細胞株)に効力を示すが、多剤耐性を獲得したHL60/MX2細胞でも同等であった。カスパーゼ-3および8による白血病細胞のアポトーシスの誘導に加え、リソソーム膜の浸透性が細胞死の鍵である。