ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

アルコール性肝損傷におけるワサビノキ葉ポリフェノール抽出物の保護効果とメカニズム:酸化的傷害と炎症応答の相乗的なin vitroおよびin vivoトランスクリプトーム解析

Protective effects and mechanisms of Moringa oleifera Lam. leaf polyphenol extracts against alcoholic liver injury: a synergistic transcriptomic analysis of oxidative damage and inflammatory response in Vitro and in Vivo

要旨:
アルコール性肝損傷のモデルマウスにワサビノキ葉由来ポリフェノールを投与すると、用量依存的にASTとALTを減少し、病変を改善した。肝組織におけるマロンジアルデヒド・TNF-α・IL-6・IL-1βの減少と、カタラーゼ・SOD・グルタチオンの上昇も確認した。エタノールで刺激したHepG2細胞においても、in vivo実験と同様のポリフェノールによる保護作用を認めた。トランスクリプトーム解析の結果、標的蛋白質をKEAP1・IKK・CLOCK/BMAL複合体・CRY/PER複合体と予測した。分子ドッキングの結果、全ての標的と最も高い親和性を示した構成成分は、イソケルシトリンであった。