ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

非標的メタボロミクス解析が明らかにした、ケルセチンによる代謝異常の制御と前頭前皮質におけるフェロトーシスの阻害が、更年期うつのラットモデルの症状を軽減する

Untargeted Metabolomics Reveals That Quercetin Alleviates Depressive-Like Symptoms in Perimenopausal Depression Rat Model by Regulating Metabolic Disorders and Inhibiting Ferroptosis in the Prefrontal Cortex

要旨:
卵巣摘出と予測不可能で慢性的な軽度ストレスで惹起した更年期うつのモデルラットに、ケルセチンを投与した。前頭前皮質を採取して非標的メタボロミクス解析した結果、うつ様行動と相関した代謝物13種を認めた。更年期うつは前頭前野における脂質代謝・アミノ酸代謝・カルニチン合成の障害に関連し、過酸化脂質の生成を特徴とするフェロトーシスを起因とした。ケルセチンはフェロトーシスと代謝障害を抑制するため、うつ様行動を低減した。