ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

動脈性高血圧症の治療におけるケルセチンの有効性と内皮保護の役割

Efficacy of quercetin and the role of endothelial protection in the treatment of patients with arterial hypertension

要旨:
II度の高血圧症患者120名(女性: 66名、男性: 54名)を対象とする、ケルセチンの有効性を検証した臨床研究。被験者をランダムに2群に分け、介入群58名は通常の治療(ラミプリルもしくはアムロジピンの服用)にケルセチンの摂取を追加し、対照群62名は通常の治療のみを行った。結果としてケルセチンの併用は、24時間血圧値の主要指標において有意差を認めた。ケルセチンの摂取は、内皮機能障害マーカー(sVCAM・sICAM-1・ET-1)および炎症マーカー(IL-1α・IL-6・TNF-α)を対照群と比べて低下した。特にET-1とIL-1αは、対照群では殆ど変化が見られなかった。