ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

マルバテイショウソウ(Ainsliaea fragrans)と活性成分による子宮頸管炎の治療効果: メタボロミクス・ネットワーク薬理学・実験の統合アプローチ

Therapeutic effects of Ainsliaea fragrans champ. and its active compounds on cervicitis: An integrated approach combining metabolomics, network pharmacology, and experimental validation

要旨:
マルバテイショウソウ(丸葉禎祥草、Ainsliaea fragrans, AF)は中医学にて、婦人科領域の治療薬に用いられている。ムチレージで惹起した子宮頸管炎のモデルラットにて、AFは有効性を示した。メタボロミクス解析の結果、PGE2とCOX-2を含む79種の発現変動代謝物を確認し、AFによるトリプトファン-キヌレニン代謝およびアラキドン酸代謝の調節を示唆した。また、ネットワーク薬理学は、AFの治療標的としてTLR4およびPI3K/AKT/mTOR経路を予測した。UPLC-MS/MSで同定した9種の構成成分を分子ドッキングにて検証した結果、アピゲニン・ルテオリン・イソラムネチンを有効成分と特定した。