慢性および急性トラマドール中毒における、発作・炎症パラメーター・酸化ストレスに対するケルセチンの効果
The effects of quercetin on seizure, inflammation parameters and oxidative stress in acute on chronic tramadol intoxication
- 著作名:
- Samaneh Nakhaee
- Khadijeh Farrokhfall
- Ebrahim Miri-Moghaddam
- Mohsen Foadoddini
- Masoumeh Askari
- Omid Mehrpour
- 出典:
- BMC Pharmacology and Toxicology
- 2021
- 22
- 59
- DOI:
- 10.1186/s40360-021-00532-8
- 要旨:
- オピオイド系鎮痛薬トラマドール25 mg/kgを14日間ラットに投与して慢性中毒を惹起した後、50 mg/kgの投与で急性中毒を惹起した。ケルセチンの同時投与は、ヘモグロビンレベルの低下と血小板数の増加をもたらしたが、発作と重症度の緩和には効果がなかった。また、急性中毒としてASTが大幅に上昇したが、ケルセチンで対照群までレベルを下げることは出来なかった。