ケルセチンによるアテローム性動脈硬化症の治療エビデンスの統合とメカニズム: 前臨床研究のシステマティックレビューとメタ解析
Evidence Synthesis and Mechanism Analysis of Quercetin Treatment for Atherosclerosis: A Preclinical Systematic Review and Meta-Analysis
- 出典:
- International Journal of Molecular Sciences
- 2026
- 27
- 527
- DOI:
- 10.3390/ijms27010527
- 要旨:
- 2025年1月までに発表された、アテローム性動脈硬化症のモデル動物にてケルセチンに有効性を報告した論文22件(動物の合計421匹)を対象に、システマティックレビューおよびメタ解析を行った。有意差を認めた評価項目は、以下の通り。1) 炎症関連: IL-1β・IL-6・IL-10・IL-18・TNF-α・VCAM-1、2) 酸化ストレス関連: マロンジアルデヒド・GPx、3) 脂質代謝関連: ABCA1・ABCG1・ox-LDL、4) アテローム性動脈硬化症のパラメーター: HO-1・P21。ケルセチンの有効投与量は25~100 mg/kgであり、投与期間は8~10週間である。