ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ポリマーでコーティングした変形可能な脂質ナノキャリアーからのケルセチンの放出動態と癌細胞における毒性

Release kinetics and cancer cell cytotoxicity of quercetin from polymer coated deformable lipid-based nanocarriers

要旨:
L-α-ホスファチジルコリンとコレステロールを用いて、ケルセチンのキャリアーを新規に設計した。得られたナノ製剤の粒径は284.54±28.4 nmで、ケルセチンの封入効率は99.1%であった。ナノ製剤は24時間に86.50±0.54%のケルセチンを放出し、肺癌細胞株A549における細胞毒性をフリーのケルセチンと比べて顕著に増強した。一方、HepG2ではナノ製剤とフリーのケルセチンとの間に顕著な差を認めなかった。