ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンは腸内細菌叢を調節しトリプトファン代謝を回復して、App/Ps1マウスの認知障害を改善する

Quercetin Ameliorates Cognitive Impairment in App/Ps1 Mice Via Gut Microbiota Modulation and Tryptophan Metabolism Restoration

要旨:
App/Ps1マウス(アルツハイマー病の自然発症モデル)にケルセチンを投与すると、対照と比べて顕著にモリスの水迷路のスコアが向上して、記憶障害を改善した。腸内細菌叢では、アルツハイマー病で増大するEscherichia-Shigellaの存在比を対照の1/3.6に低減した。血中のトリプトファン濃度は26%上昇し、代謝物であるインドール-3-プロピオン酸は89%上昇して、ケルセチンによるトリプトファン代謝の活性化を示唆した。