ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ルチンはピラルビシンが誘発した心毒性を軽減し、乳癌の化学感受性を高める

Rutin alleviates pirarubicin-induced cardiotoxicity and enhances chemosensitivity in breast cancer

著作名:
Qi Li
Meng Qin
Ping Liu
Mengmeng Liu
出典:
Phytomedicine
2026
151
157818
DOI:
10.1016/j.phymed.2026.157818
キーワード:
ピラルビシン
マウス
ルチン
心筋保護
乳癌
4T1
miR-129-1-3p/GRIN2D
動物実験
要旨:
ピラルビシンで惹起した心毒性のモデルマウスにルチンを共投与すると、心筋の酸化的損傷とアポトーシスを軽減し、カルシウム恒常性を回復した。その一方で、乳癌細胞株4T1を移植したマウスにて、ルチンはピラルビシンの抗癌作用を増強した。ルチンは心筋組織と腫瘍組織の両法でmiR-129-1-3pの発現を上方調節したが、このミクロRNAはGRIN2Dを標的として発現を減少した。その結果、下流にある酸化ストレスを抑制し、過剰なカルシウムを正常化した。