ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

pH応答性のケルセチンを担持したZIF-8ナノ粒子は、胃癌を標的としてパイロトーシスを誘導する

pH-responsive ZIF-8@quercetin nanoparticles induce pyroptosis for targeted gastric cancer therapy

要旨:
ケルセチンのバイオアベイラビリティを改善すべく、ZIF-8ナノ粒子に担持した。得られたナノ製剤は胃癌細胞AGSのリソソームに入り込み、弱酸性環境下であるためケルセチンを放出した。その結果、AGS内の乳酸脱水素酵素・切断型カスパーゼ-1・GSDMDの増加を認め、パイロトーシスの誘導を示唆した。AGSの増殖・遊走・浸潤の阻害効果は、フリーのケルセチンや空のZIF-8ナノ粒子と比べてナノ製剤が顕著であった。