口腔扁平上皮癌にてケルセチンは、上皮間葉転換を介して癌細胞の生存と転移能を阻害する
Quercetin Inhibits Cell Survival and Metastatic Ability via the EMT-Mediated Pathway in Oral Squamous Cell Carcinoma
- 出典:
- Molecules
- 2020
- 25
- 757
- DOI:
- 10.3390/molecules25030757
- 要旨:
- ケルセチンは、口腔扁平上皮癌細胞株の細胞周期におけるG2/M過程を阻害して、生存率を下げた。しかし、正常細胞(HaCaT・nHOK)の生存率には影響を与えない、選択毒性も示した。上皮間葉転換を介して細胞遊走を抑制する、ケルセチンの働きも、新たに見出した。