ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

産卵鶏の生産性・卵質・代謝・抗酸化作用に及ぼす、用量依存的なケルセチンの影響: システマティックレビューとメタ解析

Dose-dependent effects of dietary quercetin on performance, egg quality, metabolic health, and antioxidant defense in laying hens: A systematic review and meta-analysis

要旨:
各種データベースを検索して得た、産卵鶏の餌にケルセチンを添加した効果を検証した論文は84件であった。適格基準を満足した27件を対象に、システマティックレビューおよびメタ解析を行った。生産性および卵質にケルセチンの効果を認めた項目は、摂餌量・産卵率・卵の飼料換算率・卵の重量・殻の厚さ・卵黄の色であった。代謝関連では、血中のALT・グルコース・総コレステロール・HDL・LDLにケルセチンの効果を認めた。抗酸化作用としては、マロンジアルデヒド・SOD・カタラーゼにケルセチンの効果を認めた。有効性を示した飼料中のケルセチン量は、400~600 mg/kgであった。