ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチン-鉄錯体はTGF-β1/Smad3/Egr1軸を介した腎損傷と腎線維化を抑制して、慢性腎臓病を改善する

Iron-quercetin complex ameliorates chronic kidney disease via inhibiting the renal TGF-β1/Smad3/Egr1 axis-mediated kidney injury and fibrosis

要旨:
Vivo: 腎線維症のモデルマウス2通り(片側尿管結紮モデル&アデニン誘発モデル)にて、ケルセチン-鉄錯体の投与は血中のクレアチニンと尿素窒素を低減した。ケルセチン-鉄錯体は細胞外マトリックスのマーカー(α-平滑筋アクチン・フィブロネクチン・コラーゲン1a1)の発現を低下して、腎線維症を改善した。Vitro: TGF-β1で刺激した腎線維芽細胞NRK-49Fおよび腎尿細管細胞TCMK-1(いずれも腎線維症の細胞モデル)にて、ケルセチン-鉄錯体はEgr1の発現とSmad3のリン酸化を阻害して、TGF-β1/Smad3/Egr1軸を抑制した。