ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ポリマーを修飾したナノキャリアーを用いて、ケルセチンを脳へ標的送達する

Targeted Delivery of Quercetin to the Brain via a Modified Polymeric Nanocarrier

要旨:
ポリエチレンイミンをポリエチレングリコールに結合した後、毒性の軽減と脳送達の効率化を目的にフェニルアラニンを導入してケルセチンのキャリアーを合成した。ケルセチンの封入効率86.74%で得られたナノ製剤の粒径は161.4±1.10 nmでゼータ電位は15.9±2.5 mVであった。ナノ製剤は、48時間で98%のケルセチンを持続的に放出した。ナノ製剤をラットに腹腔内投与して、ケルセチンの血液脳関門(BBB)の通過と脳送達を認め、同時に海馬に毒性がないことも確認した。