小胞体ストレスの誘導および活性酸素種の産出を介してケルセチンは、パクリタキセルの前立腺癌PC-3に対する治療効果を増強する
Quercetin Enhanced Paclitaxel Therapeutic Effects Towards PC-3 Prostate Cancer Through ER Stress Induction and ROS Production
- 出典:
- OncoTargets and Therapy
- 2020
- 13
- 513-523
- DOI:
- 10.2147/OTT.S228453
- 要旨:
- 前立腺癌細胞を用いるvitro実験(細胞増殖の阻止・アポトーシスの誘導・細胞周期G2/Mの閉じ込め・小胞体ストレスの発生)にて、パクリタキセルを単独で作用させた時と比べて、ケルセチンとの組合せは良好な結果を示した。マウスモデルにおいては、組合せの方が高い効果を示し、副作用も少なかった。