ケルセチンは細胞株依存的に解糖と腫瘍の進行を阻害して、主にヒト骨肉腫細胞のPI3K/AKTシグナル伝達に関与する
Quercetin inhibits glycolysis and tumor progression in a cell line-dependent manner, involving PI3K/AKT signaling predominantly in HOS cells
- 出典:
- Naunyn-Schmiedeberg's Archives of Pharmacology
- 2026
- 399
- in press
- DOI:
- 10.1007/s00210-026-05047-9
- 要旨:
- 骨肉腫は骨組織に発生する悪性腫瘍であるが、複製や転移に要するエネルギー源は好気性解糖が賄う。ヒト骨肉腫細胞にケルセチンを投すると、細胞株依存的に解糖に関連する遺伝子(PFKM・GYS1・LDHA・SLC2A1・HK2)の発現を下方調節した。ケルセチンはまた、PI3K/AKT経路を抑制して骨肉腫細胞の増殖を阻害した。