ケルセチンはHSPB1/Notch1経路を調節して、卵巣癌にフェロトーシスを誘導する
Quercetin induces ferroptosis in ovarian cancer through regulating HSPB1/Notch1 pathway
- 出典:
- Journal of Ovarian Research
- 2026
- 19
- in press
- DOI:
- 10.1186/s13048-026-01986-2
- 要旨:
- 卵巣癌細胞株A2780およびSKOV3にケルセチンを投すると、増殖とコロニー形成を阻害した。ケルセチンはGPX4を下方調節し、マロンジアルデヒドを上昇して、フェロトーシスを誘導した。ケルセチンは熱ショック蛋白質β1(HSPB1)の発現を減少し、分子ドッキングはケルセチンとHSPB1との高い親和性を示唆した。HSPB1をサイレシングした卵巣癌細胞はケルセチンの効果を増強し、HSPB1の過剰発現はケルセチンの作用を打消した。HSPB1はNotch1の発現を促進したが、Notch1阻害剤はケルセチンと同様に、卵巣癌細胞にフェロトーシスを誘導した。よって、ケルセチンの作用機序はHSPB1/Notch1経路の抑制である。