ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンはPI3K/Akt/NF-κBシグナル伝達経路を介して、リポ多糖が乳牛の蹄葉角化細胞に誘発した炎症応答を軽減する

Quercetin alleviates LPS-induced inflammatory response in dairy cow lamellar keratinocytes through PI3K/Akt/NF-κB signaling pathway

要旨:
乳牛の蹄葉(蹄と足をつなぐ組織)角化細胞をリポ多糖で刺激して、蹄葉炎の細胞モデルとした。25 μMのケルセチンは、TNF-α・IL-6・IL-1β・CXCL-1・CXCL-6・COX-2・iNOSに関するmRNAの発現を下方調節し、IL-10は上方調節した。NF-κB阻害剤の共存はケルセチンの作用を増強し、Aktの過剰発現はケルセチンの作用を打消した。よって、ケルセチンの抗炎症メカニズムはPI3K/AktおよびNF-κBシグナル伝達の抑制である。