ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンの包接複合体を含むキトサンを基盤とする感熱性ヒドロゲルは、感染性の創傷治癒を促進する

Chitosan-Based Thermosensitive Hydrogel Loaded with Quercetin Inclusion Compound for Accelerating Infectious Wound Healing

要旨:
キトサンとヒアルロン酸から成るヒドロゲルに、ケルセチン/スルホブチルエーテル-β-シクロデキストリン包接複合体を封入した。得られたヒドロゲル製剤は感熱性を有し、pH 5.0にて91.9%のケルセチンを放出し、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)に抗菌活性を示した。MRSAに感染したマウスの創傷にヒドロゲル製剤を適用すると、包接複合体を含まないキトサン-ヒアルロン酸ヒドロゲルやゲル化していない包接複合体の場合と比べて顕著に、創傷治癒を加速した。