ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

NF-κB阻害剤のケルセチンとレスベラトロールは、脂肪組織の老化細胞を標的として、卵巣癌の増殖と転移を阻害する

Targeting senescent cells in aged adipose tissue induced by ovarian cancer with the NF-κB inhibitor quercetin and resveratrol impedes the growth and metastasis of ovarian cancer

要旨:
親油性の卵巣癌は脂肪の多い組織に転移しやすい事実に着目して、卵巣癌由来の細胞外小胞(OC-EV)と脂肪由来幹細胞(ADSCs)とを共培養した。OC-EVはIL-1βを分泌し、NF-κBシグナル伝達経路を活性化して、ADSCsに細胞老化を誘導した。老化細胞除去剤のダサチニブとケルセチンとの組合せの投与は、ADSCsの細胞老化を抑制した。NF-κB阻害剤であるレスベラトロールの投与も同様であった。