ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ウチワサボテン由来イソラムネチンによる皮脂の調整・抗炎症作用・脂質の回復: 無作為化二重盲検臨床試験の結果

Sebum Regulating, Anti-Inflammatory, and Lipid Restoring Efficacy of Isorhamnetin Extracted from Opuntia ficus-indica: Results from a Randomized Double-Blind Clinical Trial

要旨:
18~40歳の脂性肌の被験者22名を対象とする、イソラムネチンを主成分とするウチワサボテン抽出物の効果を検証した臨床研究。ウチワサボテン抽出物を有効成分として、イソラムネチン濃度が0.3%(w/w)となるようにクリームに配合した。顔の半分に試験クリームとプラセボクリームを分割塗布し、塗布頻度は1日2回、塗布期間は4週間とした。また、塗布箇所と対象は無作為に決定し、二重盲検とした。14および28日目に検査を行った結果、額(P<0.001, P<0.001)と鼻(P<0.05, P<0.01)における、ベースラインから皮脂の減少に有意な群間差を示した。28日目におけるTNF-αにも群間差(P<0.05)を示し、試験クリームに抗炎症作用を認めた。皮膚細菌叢は、両群ともに試験前後にて大きな変化はなかった。