ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンはTLR4/MyD88/NF-κB, Bax/Bcl-2/カスパーゼ-3, Nrf2/Keap1/HO1, PPARγの各シグナル経路を調節して、バンコマイシンが誘発した腎損傷を軽減する

Quercetin alleviates vancomycin-induced renal damage by modulating the TLR4/MyD88/NF-κB, Bax/Bcl-2/Caspase-3, Nrf2/Keap1/HO1, and PPARγ pathways

要旨:
バンコマイシンを投与したラットの腎組織は、酸化ストレス・炎症・アポトーシス・小胞体ストレスが顕著であった。ケルセチンの共投与はNrf2・Keap1・HO1の発現を上方調節して、腎組織の抗酸化酵素を増加しマロンジアルデヒドは減少した。同時に炎症(IL-10・IL-18・iNOS・MyD88・NF-κB・p53・TLR4・TNF-α)・アポトーシス(Bax・Bcl-2・カスパーゼ-3)・小胞体ストレス(GRP78)のパラメーターも、バンコマイシンとは逆方向に調節した。ケルセチンはまた、PPARγの発現を上昇した。