多細胞活性化回路の分離: メソポーラスポリドーパミン(MPDA)を介したケルセチンとシンバスタチンとの共送達は、強力に肝線維症を逆転する
Decoupling multicellular activation circuits: MPDA-mediated co-delivery of quercetin/simvastatin for potent hepatic fibrosis reversal
- 出典:
- Chemical Engineering Journal
- 2026
- 531
- 173910
- DOI:
- 10.1016/j.cej.2026.173910
- 要旨:
- 肝線維症の治療を念頭に置き、酸性条件に応答するポリドーパミンに着目して、ケルセチンとシンバスタチンを共送達するキャリアーに選定した。肝線維症のモデル動物にて、放出されたケルセチンはマクロファージのM1型からM2型へのリモデリングを促進し、シンバスタチンは肝類洞内皮細胞の毛細管形成を阻害した。よって、肝星細胞も含めた複数の細胞を標的として、肝線維症における細胞間コミュニケーションを遮断した。