ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

多細胞活性化回路の分離: メソポーラスポリドーパミン(MPDA)を介したケルセチンとシンバスタチンとの共送達は、強力に肝線維症を逆転する

Decoupling multicellular activation circuits: MPDA-mediated co-delivery of quercetin/simvastatin for potent hepatic fibrosis reversal

要旨:
肝線維症の治療を念頭に置き、酸性条件に応答するポリドーパミンに着目して、ケルセチンとシンバスタチンを共送達するキャリアーに選定した。肝線維症のモデル動物にて、放出されたケルセチンはマクロファージのM1型からM2型へのリモデリングを促進し、シンバスタチンは肝類洞内皮細胞の毛細管形成を阻害した。よって、肝星細胞も含めた複数の細胞を標的として、肝線維症における細胞間コミュニケーションを遮断した。