ケルセチンは脂質代謝・酸化ストレス・炎症を調節して、アルコールがマウスに誘発した急性肝不全を軽減する
Quercetin attenuates acute alcohol-induced liver injury in mice by modulating lipid metabolism, oxidative stress, and inflammation
- 出典:
- Frontiers in Pharmacology
- 2026
- 17
- 1702639
- DOI:
- 10.3389/fphar.2026.1702639
- 要旨:
- 予めケルセチンを投与したマウスは、エタノール投与時における耐性時間を長くし、酔い覚め時間を短くした。エタノールが上昇した血中AST・ALT・中性脂肪は、ケルセチンが用量依存的に低減した。ケルセチンはまた、肝組織のカタラーゼ・SOD・グルタチオンを増大し、マロンジアルデヒド・TNF-α・IL-6は減少した。脂質代謝に関連するマーカーの内、FAS・SCD1・ACC1の下方調節とCPT1・PGC-1α・PPARαの上方調節は、ケルセチンによる脂質代謝の調節が肝保護効果のメカニズムであることを示唆している。