ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

細胞シグナル伝達経路調節剤としてのルチン: 治療と化学的予防の展望

Rutin (Bioflavonoid) as Cell Signaling Pathway Modulator: Prospects in Treatment and Chemoprevention

著作名:
Pratibha Pandey
Fahad Khan
Huda A. Qari
Mohammad Oves
出典:
Pharmaceuticals
2021
14
1069
DOI:
10.3390/ph14111069
キーワード:
総説
ルチン
抗癌作用
シグナル伝達
要旨:
ルチンの抗癌作用を、シグナル伝達の観点から論じた総説。まず、ルチンが増殖を阻害する代表的な癌細胞とその標的分子を例示している。次にルチンが調節するシグナル伝達に関して、1) Akt/PI3K/mTOR、2) STAT、3) Wnt/β Catenin、4) MAPK、5) アポトーシスおよびオートファジー関連に章分けして論じる。最後に、ルチンとマイクロRNAとの相互作用に言及している。