ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

キャリアーを持たないケルセチンとベルベリンの超分子ナノ集合体にて、安全に潰瘍性大腸炎を治療する

Carrier-Free Supramolecular Architectonics of Quercetin–Berberine for Safety-Redefined Therapy of Ulcerative Colitis

要旨:
ケルセチンとベルベリンを混合すると、超分子のナノ集合体を形成した。分光学的な観測と分子動力学シミュレーションの結果、水素結合とπ–πスタッキングにて自己集合した。超分子ナノ集合体はキャリアーを持たないDDSとして機能し、マウスに経口投与した後の蛍光イメージングは、腸および脾の炎症部位に特異的な蓄積を示した。同時に、超分子ナノ集合体は腸内細菌叢の多様性を向上し、炎症に関連するシグナル伝達経路を下方調節して、新規な潰瘍性大腸炎の治療法となる可能性を示唆した。