新規トランスクリプトーム解析および組織特異的な遺伝子発現解析による、紫大麦(Hordeum vulgare)中のケルセチン含量のメカニズム
De novo transcriptome and tissue-specific gene expression analysis in three types of barley following exploring the mechanism of quercetin content in purple barley (Hordeum vulgare)
- 出典:
- BMC Plant Biology
- 2026
- 26
- in press
- DOI:
- 10.1186/s12870-026-08414-z
- 要旨:
- ケルセチンを含む大麦(Hordeum vulgare)の品種は紫大麦であり、黒大麦や黄大麦には含まれていない。この違いを解明すべく、トランスクリプトーム解析を系統的に実施した。4,540種の発現変動遺伝子が明らかになり、紫大麦に関する分をパスウェイ解析したところ、フラボノイド生合成経路が濃縮された。主要なケルセチン生合成遺伝子であるF3ʹH・F3ʹ5ʹH・FLS1・FLS2の発現は、登熟期よりも穀粒成熟期が高く、ケルセチン含量の増加を示唆した。