ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

Sarcostemma brevistigma由来のケルセチン誘導体は、TLR4/NF-κBおよびNrf2シグナル伝達経路を調節してシリカが誘発した肺損傷を軽減する

A Quercetin Derivative from Sarcostemma brevistigma Mitigates Silica-Induced Pulmonary Injury via Regulation of TLR4/NF-κB and Nrf2 Signaling Pathways

要旨:
シリカゲルを吸入して惹起した珪肺症のモデルマウスは、血中および肺中のTNF-α・IL-1β・IL-6・C-反応性蛋白質が上昇して、TLR4/MyD88/NF-κBシグナルが活性化した。同時にマロンジアルデヒドと活性酸素種の上昇と抗酸化酵素の減少も見られ、Nrf2/HO-1/NQO1シグナルは不活性化した。Sarcostemma brevistigma (インドの伝統医学で用いられる植物)の投与は、この様な異常を用量依存的に改善した。Sarcostemma brevistigmaの主成分は、ケルセチンがプレニル化された類縁体であった。