ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチン-亜鉛錯体と幹細胞: 糖尿病における糖代謝の制御と肺機能障害を改善する新療法: 構造的特徴と遺伝学的研究

Quercetin/Zinc complex and stem cells: A new drug therapy to ameliorate glycometabolic control and pulmonary dysfunction in diabetes mellitus: Structural characterization and genetic studies

要旨:
ストレプトゾトシンで惹起した糖尿病モデルラットの治療法として、以下の3点を比較した。1) 骨髄由来間葉系幹細胞(MSC)の静脈注射、2) MSCの静脈注射+ケルセチンの経口投与、3) MSCの静脈注射+ケルセチン-亜鉛錯体の経口投与。その結果、3番目の方法が最も良好に、酸化ストレス・遺伝毒性・糖代謝障害・組織病変を軽減した。