ケルセチン・イソラムネチン・イソラムネチン-3-O-グルクロン酸抱合体で異なる、ヒト由来乳癌細胞株MCF-7の増殖阻害効果
Differential Effects of Quercetin and Two of Its Derivatives, Isorhamnetin and Isorhamnetin-3-glucuronide, in Inhibiting the Proliferation of Human Breast-Cancer MCF-7 Cells
- 出典:
- Journal of Agricultural and Food Chemistry
- 2018
- 66
- 7181–7189
- DOI:
- 10.1021/acs.jafc.8b02420
- 要旨:
- ヒト由来乳癌細胞株MCF-7の増殖阻害作用を比較したところ、ケルセチン > イソラムネチン > イソラムネチン-3-O-グルクロン酸抱合体の順序であった。3種それぞれを100 μMの濃度でMCF-7の作用させた際の、細胞周期の初期にアポトーシスが起きた割合は、ケルセチンで70.8%、イソラムネチンで68.9%、イソラムネチン-3-O-グルクロン酸抱合体で49.8%となった。