ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

乳癌細胞株におけるアポトーシス・ATG-13・PDL-1の調節因子としてのケルセチンを担持したセレンナノ粒子

Quercetin-loaded Selenium Nanoparticles as a Modulator of Apoptosis, ATG-13, and PDL-1 in Breast Cancer Cell Lines

要旨:
乳癌の効果的な治療を念頭に置き、ケルセチンを担持したセレンナノ粒子を合成した。得られたナノ製剤の粒径は115 nmで、ゼータ電位は−30.8 mV、ケルセチンの封入効率は96.6%であった。乳癌細胞株MDA-MB-231およびMCF-7にてナノ製剤はBcl-2とPDL-1を下方調節し、カスパーゼ-3とmiR-7-5pを上方調節し、ATG-13とmiR-146a-3pを阻害した。よって、ナノ製剤は乳癌細胞のオートファジー/PDL-1軸を調節して、アポトーシスを誘導した。