ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

相反するケルセチンの作用: エリスロポエチンを介する細胞保護、HepG2細胞への損傷

Effect of quercetin on cell protection via erythropoietin and cell injury of HepG2 cells

著作名:
Kazuhiko Nishimura
Risa Matsumoto
Yuuki Yonezawa
Hiroshi Nakagawa
出典:
Archives of Biochemistry and Biophysics
2017
636
11-16
DOI:
10.1016/j.abb.2017.10.013
キーワード:
ケルセチン
肝癌
HepG2
細胞保護
細胞毒性
エリスロポエチン
アポトーシス
要旨:
ケルセチンは、ヒト由来肝癌細胞株HepG2に保護作用および細胞毒性の両方の挙動を示した。前者はエリスロポエチンの産出を介しており、後者はエリスロポエチンが関与しないアポトーシスであった。