ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンのHepG2細胞に対するin vivoでの抗癌効果

Investigation of the anti-cancer effect of quercetin on HepG2 cells in vivo

著作名:
Jin Zhou
Li Fang
Jiaxu Liao
Lin Li
Wenxiu Yao
Zhujuan Xiong
Xiang Zhou
出典:
PLoS ONE
2017
12
e0172838
DOI:
10.1371/journal. pone.0172838
キーワード:
肝癌
HepG2
マウス
ケルセチン
サイクリンD1
動物実験
要旨:
ヒト肝癌由来細胞株HepG2をヌードマウスに移植するモデルを確立した。この薬効評価モデルにケルセチンを投与したところ、腫瘍拡大の抑制・生存率の改善・サイクリンD1の発現抑制を認めた。従って、以前vitroで見出した、サイクリンD1の下方調節がHepG2の分化を抑制した現象を、vivoでも再現できた。