ケルセチンとシスプラチンの併用処置は悪性中皮腫細胞にて、細胞周期と分裂促進因子活性化蛋白質キナーゼ(MAPK)の発現を変化させる
Quercetin and Cisplatin combined treatment altered cell cycle and mitogen activated protein kinase expressions in malignant mesotelioma cells
- 出典:
- BMC Complementary and Alternative Medicine
- 2016
- 16
- 281
- DOI:
- 10.1186/s12906-016-1267-x
- 要旨:
- ケルセチンとシスプラチンの組合せは、悪性中皮腫の阻害に有効であるが、その作用機序を解明すべく、細胞の成長と増殖に関連する84種の遺伝子の挙動を調べた。その結果、p38とJNKのリン酸化が推進され、ERKのリン酸化は阻害された。