ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンとシスプラチンの併用処置は悪性中皮腫細胞にて、細胞周期と分裂促進因子活性化蛋白質キナーゼ(MAPK)の発現を変化させる

Quercetin and Cisplatin combined treatment altered cell cycle and mitogen activated protein kinase expressions in malignant mesotelioma cells

著作名:
Asuman Demiroglu-Zergeroglu
Emel Ergene
Nurettin Ayvali
Victor Kuete
Hulya Sivas
出典:
BMC Complementary and Alternative Medicine
2016
16
281
DOI:
10.1186/s12906-016-1267-x
キーワード:
ケルセチン
シスプラチン
悪性中皮腫
p38
JNK
ERK
リン酸化
要旨:
ケルセチンとシスプラチンの組合せは、悪性中皮腫の阻害に有効であるが、その作用機序を解明すべく、細胞の成長と増殖に関連する84種の遺伝子の挙動を調べた。その結果、p38とJNKのリン酸化が推進され、ERKのリン酸化は阻害された。