イソラムネチンは非小細胞肺癌(NSCLC)にて、シスプラチンおよびカルボプラチンの抗癌活性とアポトーシス誘導を相乗的に増強する
Isorhamnetin flavonoid synergistically enhances the anticancer activity and apoptosis induction by cisplatin and carboplatin in non-small cell lung carcinoma (NSCLC)
- 出典:
- International Journal of Clinical and Experimental Pathology
- 2015
- 8
- 25–37
- DOI:
- ?
- 要旨:
- 非小細胞肺癌細胞株A549を用いて、イソラムネチンと既存薬との組合せを評価した。シスプラチンもしくはカルボプラチンの単独処置時と比べて、イソラムネチンを組合せた際が顕著に細胞の成長を阻害し、アポトーシスを促進し、細胞のG2/M周期を停止した。ミトコンドリア膜電位の変化・カスパーゼ類の活性化・ポリADPリボースポリメラーゼの活性化にも、同様の傾向が見られた。