イソラムネチンの肺癌細胞に対する抗増殖効果: in vitroおよびin vivo
Anti-proliferation Effects of Isorhamnetin on Lung Cancer Cells in Vitro and in Vivo
- 出典:
- Asian Pacific Journal of Cancer Prevention
- 2015
- 16
- 3035-3042
- DOI:
- 10.7314/apjcp.2015.16.7.3035
- 要旨:
- Vitro: イソラムネチンは20 μg/mLの濃度で、肺癌細胞株A549の成長を阻害した。また、アポトーシス関連(Bax・カスパーゼ-3・P53)遺伝子の発現を上方調節し、抗アポトーシス関連(Bcl-2・サイクリンD1およびPCNA蛋白質)遺伝子の発現を下方調節して、アポトーシスを惹起した。Vivo: A549を移植したマウスモデルにて、腫瘍の拡張をイソラムネチンが阻止した。その際、vitro実験で認めた遺伝子の変化も同時に観察した。