ケルセチンは妊娠糖尿病のラットの胎盤における組織学的構造を改善し、アディポネクチンおよびアディポネクチン受容体を上方調節する
Quercetin improved histological structure and upregulated adiponectin and adiponectin receptors in the placenta of rats with gestational diabetes mellitus
- 出典:
- Placenta
- 2021
- 106
- 49-57
- DOI:
- 10.1016/j.placenta.2021.02.008
- 要旨:
- 妊娠したラットにストレプトゾトシンで糖尿病を惹起すると、胎盤中のアディポネクチンが減少し、アディポネクチン受容体が増大した。ケルセチンの投与はこれらの異常を軽減し、胎盤の調節機能不全を改善したが、受容体数は正常レベルには達しなかった。