ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

酵素処理イソケルシトリン又はメラトニンの摂取は、ラットの酸化的な肝細胞腫瘍の進行を軽減する

Antioxidant enzymatically modified isoquercitrin or melatonin supplementation reduces oxidative stress-mediated hepatocellular tumor promotion of oxfendazole in rats

要旨:
ラットの肝細胞腫瘍を、N-ニトロソジエチルアミンで発症しオクスフェンダゾールで進行するモデルを作成した。抗酸化剤である酵素処理イソケルシトリン、メラトニン、あるいはその組合せの投与で、病巣の数の増大が有意に阻害された。別途実施したvitro実験では、NADPH依存的な活性酸素種の発生を、酵素処理イソケルシトリン、メラトニンともに抑制した。