ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

高血圧自然発症ラットにおける、酵素処理イソケルシトリンの効果

Effect of Enzymatically Modified Isoquercitrin in Spontaneously Hypertensive Rats

要旨:
高血圧自然発症ラットを用いる、酵素処理イソケルシトリンの薬効評価。酵素処理イソケルシトリンの投与は、非投与群と比べて、収縮期血圧を有意に下げた。また、ケルセチンより優れた効果を示し、水溶性の向上を反映している。しかし、ポジコンに用いた既存薬ジルチアゼムに比べると、酵素処理イソケルシトリンの降圧効果は弱かった。