ルチンの痛覚抑制は、ラットにおけるオピオイド作動性メカニズムと腹外側中脳水道周囲灰白質の下降調節を伴う
Rutin antinociception involves opioidergic mechanism and descending modulation of ventrolateral periaqueductal gray matter in rats
- 出典:
- European Journal of Pain
- 2016
- 20
- 274-283
- DOI:
- 10.1002/ejp.720
- 要旨:
- ラットの水道周囲灰白質へ、薬物(ルチン単独 or オピオイド拮抗剤との併用)を直接注入した時の挙動を調べた。ルチンが有する抗侵害作用は、オピオイド拮抗剤が阻害した。ゆえに、ルチンのオピオイド的な作用が強く示唆された。