ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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3件中 1-3件を表示

ケルセチンはサルコイドーシスの酸化ストレスと炎症マーカーを減少する

Quercetin reduces markers of oxidative stress and inflammation in sarcoidosis

著作名:
Agnes W. Boots
Marjolein Drent
Vincent C. J. de Boer
Aalt Bast
Guido R. M. M. Haenen
出典:
Clinical Nutrition
2011
30
506-512
DOI:
10.1016/j.clnu.2011.01.010
要旨:
45 ± 10歳で、治療歴がなく非喫煙者のサルコイドーシス患者18名を対象とする、二重盲検臨床研究。2日間のウォッシュアウトの後、ランダムに2群に分け、ケルセチン群12名は24時間に計2 g(昼食中・夕食中・就寝前・翌日の朝食中にそれぞ...
要旨:
ブレオマイシンで惹起したモデルマウスの肺線維化を、ケルセチンが効果的に保護した。ケルセチンは、酸化ストレス応答転写因子Nrf2を誘発して、抗線維化と抗炎症作用を示した。しかしながら、損傷した肺組織を元に戻す働きは認められ...

ルチンは、過酸化水素による胎盤細動脈の弛緩障害から保護し、酸化ストレス下のヒト臍帯静脈内皮細胞にNrf2を介した適応を誘導する

Rutin protects against H2O2-triggered impaired relaxation of placental arterioles and induces Nrf2-mediated adaptation in Human Umbilical Vein Endothelial Cells exposed to oxidative stress

著作名:
Mireille M.J.P.E. Sthijns
Paul M. Schiffers
Ger M. Janssen
Kristien J.A. Lemmens
Bart Ides
Philippe Vangrieken
Freek G. Bouwman
Edwin C. Mariman
Irina Pader
Elias S.J. Arnér
Katarina Johansson
Aalt Bast
Guido R.M.M. Haenen
出典:
Biochimica et Biophysica Acta (BBA) - General Subjects
2017
1861
1177-1189
DOI:
10.1016/j.bbagen.2017.03.004
要旨:
ルチンは、過酸化水素で惹起した動脈の弛緩障害を緩和した。ルチンが抗酸化作用を発揮すると、自身は相当するキノン体へと変換される。このキノン体が、ヒト臍帯静脈内皮細胞におけるNrf2を介するシグナル伝達を推進する。