ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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ケルセチンは、乳癌細胞株MDA-MB-231におけるアポトーシスの誘導とPI3K/AKT・MAPK/ERK・JAK/STAT3の各シグナル伝達経路を調節して、ドセタキセルの抗癌効果を相乗的に増強する

Quercetin Synergistically Enhances the Anticancer Efficacy of Docetaxel through Induction of Apoptosis and Modulation of PI3K/AKT, MAPK/ERK, and JAK/STAT3 Signaling Pathways in MDA-MB-231 Breast Cancer Cell Line

著作名：
Amir Safi
Esfandiar Heidarian
Reza Ahmadi
出典：
International Journal of Molecular and Cellular Medicine
2021
10
11-22
DOI：
10.22088/IJMCM.BUMS.10.1.11
電子ジャーナル
要旨：
ケルセチンとドセタキセルとの相乗効果を、ヒト由来乳癌細胞株MDA-MB-231を用いて検証した。ドセタキセル濃度7 nMおよびケルセチン濃度95 μMの設定が最も相乗効果が高く、組合せ指数0.76を示した。同時にp53の発現とBAXレベルが上昇し...