ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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2件中 1-2件を表示

ケルセチンはタウの過剰リン酸化を軽減し、AMPK経路に依存する方法で小胞体ストレスを抑制して、認知障害を改善する

Quercetin attenuates tau hyperphosphorylation and improves cognitive disorder via suppression of ER stress in a manner dependent on AMPK pathway

著作名:
Junjun Chen
Xueyang Deng
Ning Liu
Min Li
Baolin Liu
Qiang Fu
Rong Qu
Shiping Ma
出典:
Journal of Functional Foods
2016
22
463-476
DOI:
10.1016/j.jff.2016.01.036
要旨:
Vitro: オカダ酸で刺激した神経芽細胞SH-SY5Yにて、ケルセチンはタウ蛋白質のリン酸化を軽減した。メカニズムとして、ケルセチンは小胞体ストレスを抑制し、IRE1α とPERKのリン酸化を阻害し、NLRP3インフラソームの活性化を阻害した。...

骨格筋にてインスリンが媒介するグルコース処理を、ケルセチンは正常と炎症性条件下とで反対に調節する: AMPK活性化の二重の役割

Quercetin oppositely regulates insulin-mediated glucose disposal in skeletal muscle under normal and inflammatory conditions: The dual roles of AMPK activation

著作名:
Kang Liu
Fan Mei
Yapu Wang
Na Xiao
Lele Yang
Yilei Wang
Jia Li
Fang Huang
,Junping Kou
Baolin Liu
Lian-Wen Qi
出典:
Molecular Nutrition & Food Research
2016
60
551-565
DOI:
10.1002/mnfr.201500509
要旨:
ICRマウスの正常時と炎症時では、ケルセチンがそれぞれ反対の挙動を示すことを明らかにした。正常時には、骨格筋にてインスリンが運んで来るグルコースを排除しないように働く。一方、炎症時にはグルコースの取込みを阻害する。