ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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4件中 1-4件を表示

低酸素における、肺サーファクタント蛋白質の発現の変化: ケルセチンによる有益な予防

Hypoxia-mediated alterations in pulmonary surfactant protein expressions: Beneficial effects of quercetin prophylaxis

著作名:
Ankit Tripathi
Bhuvnesh Kumar
Sarada S.K. Sagi
出典:
Respiratory Physiology & Neurobiology
2021
291
103695
DOI:
10.1016/j.resp.2021.103695
要旨:
低酸素状態における肺への損傷予防効果を、ケルセチンと気管支拡張剤サルブタモールとで比較した。ラットにそれぞれの薬物を投与した後、低酸素状態(高度7,620 m)に6時間晒した。両方とも、低酸素状態で変化した肺中のNrf-2・HO-1・サ...

ケルセチン: 低酸素環境下での肺胞バリアの完全性の救世主

Quercetin: a savior of alveolar barrier integrity under hypoxic microenvironment

著作名:
Ankit Tripathi
Puja P. Hazari
Anil K. Mishra
Bhuvnesh Kumar
Sarada S.K. Sagi
出典:
Tissue Barriers
2021
9
1883963
DOI:
10.1080/21688370.2021.1883963
要旨:
ケルセチンは、高地のような低酸素状態でも、肺胞上皮バリアの頑健性を維持できることを動物実験で検証した。ラットにケルセチンを投与して1時間後に、7,620 mの低酸素状態に6時間曝した。低酸素下にて、ケルセチンは蛋白質の酸化を阻...

低酸素がラットに誘発した肺胞液クリアランス障害における、β2アドレナリン受容体の強力な感作物質としてのケルセチン

Efficacy of Quercetin as a potent sensitizer of β2-AR in combating the impairment of fluid clearance in lungs of rats under hypoxia

著作名:
Ankit Tripathi
Manoj Kumar
Punit Kaur
Bhuvnesh Kumar
Sarada S.K. Sagi
出典:
Respiratory Physiology & Neurobiology
2020
273
103334
DOI:
10.1016/j.resp.2019.103334
要旨:
短時間作用性β2アドレナリン受容体刺激剤サルブタモール vs. ケルセチンの比較。ラットに予め薬物を投与した後、低酸素状態に6時間置いた時の肺胞液クリアランスを調べた。その結果、ケルセチンの方が優れた効果を示した。

低酸素がラットの肺に誘発する血管漏出の、ケルセチンによる予防効果

Prophylactic efficacy of Quercetin in ameliorating the hypoxia induced vascular leakage in lungs of rats

著作名:
Ankit Tripathi
Bhuvnesh Kumar
Sarada S.K. Sagi
出典:
PLoS ONE
2019
14
e0219075
DOI:
10.1371/journal.pone.0219075
要旨:
低酸素状態で惹起したラットの肺損傷(特に血管漏出)を、ケルセチンが予防した。低酸素状態に移行する1時間前にケルセチンを投与すると、しない場合と比べて肺の水分含量と血管漏出とを顕著に減少させた。ケルセチンの効果として、以下...