ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

論文検索

キーワード
筆者名
タイトル
雑誌名
発行年
DOI
キーワード
検索結果:
4件中 1-4件を表示

ケルセチンはMyD88/IKK/NF-κBおよびPI3K/AKT/Rac1/Cdc42経路を介して、MRGPRX2が媒介するマスト細胞の脱顆粒化を軽減する

Quercetin Attenuates MRGPRX2-Mediated Mast Cell Degranulation via the MyD88/IKK/NF-κB and PI3K/AKT/ Rac1/Cdc42 Pathway

著作名:
Chenrui Zhao
Yuanyuan Ding
Yihan Huang
Chao Wang
Bin Guo
Tao Zhang
出典:
Journal of Inflammation Research
2024
17
7099-7110
DOI:
10.2147/JIR.S480644
要旨:
分子ドッキングの結果、ケルセチンはCLM-1と水素結合を介する高い親和性が示唆された。ケルセチンはマスト細胞上のCLM-1に選択的に結合して、下流にあるMyD88/IKK/NF-κBシグナル伝達を阻害した。ケルセチンによるCLM-1の活性化は、MRG...

ケルセチンの送達媒体としての茶サポニン-ゼイン二成分系複合体: 調製・物性評価・機能評価

Tea saponin-Zein binary complex as a quercetin delivery vehicle: Preparation, characterization, and functional evaluation

著作名:
Jianyu Huang
Jiahao Liao
Xiaoqiong Li
Hui Zhao
Hongxia Li
Jian Kuang
Jianqiang Li
Jinbin Guo
Tao Huang
Jinjun Li
出典:
International Journal of Biological Macromolecules
2024
279
135485
DOI:
10.1016/j.ijbiomac.2024.135485
要旨:
ケルセチンの水溶性とバイオアベイラビリティの低さを解決すべく、コア-シェル型の媒体を用いる送達を考案した。すなわち、シェル側に疎水性の茶サポニンを配置し、コア側に親水性のゼインを配置する二成分系複合体を設計した。ケルセ...

ケルセチンの酸化的代謝に関する最近の洞察: 代謝プロファイル・分解経路・金属酵素の触媒作用・分子メカニズム

Recent insights into oxidative metabolism of quercetin: catabolic profiles, degradation pathways, catalyzing metalloenzymes and molecular mechanisms

著作名:
Bin Guo
Fang Chou
Libin Huang
Feifan Yin
Jing Fang
Jian-Bo Wang
Zongchao Jia
出典:
Critical Reviews in Food Science and Nutrition
2024
64
1312-1339
DOI:
10.1080/10408398.2022.2115456
要旨:
ケルセチンの酸化的な変換に焦点を当てた総説。酸化的な代謝産物の構造・酸化に関与する酵素・分子メカニズムに重点を置いた。ケルセチナーゼを中心とする金属酵素の、酸化経路・構造・触媒パターンを比較する。

過酸化水素が誘発したヒト由来水晶体上皮細胞の酸化ストレスとアポトーシスに対する、ルチンの保護効果

Protective Effect of Rutin Against H2O2-Induced Oxidative Stress and Apoptosis in Human Lens Epithelial Cells

著作名:
Yan-Feng Zhou
Bin Guo
Min-Jie Ye
Rong-Feng Liao
Shou-Ling Li
出典:
Current Eye Research
2016
41
933-942
DOI:
10.3109/02713683.2015.1082186
要旨:
水晶体上皮細胞にルチンを予め添加しておけば、過酸化水素による酸化ストレスとアポトーシスを軽減できる。活性酸素種とマロンジアルデヒドの生成が抑制され、細胞内の活性酸素分解酵素とグルタチオンの枯渇を防止した。